しかしいざ、楽器を取って弾きながら歌ってみるとギターを弾く右手がずれたり、楽器に集中すると歌がずれたりと、ギターだけを弾く場合とはだいぶ具合が違うと感じてしまうことも多いと思います。
今回はそんな弾き語りの練習方法について解説します!
順を追って練習していけば歌と楽器は必ず両立できるようになるのでぜひトライしてみてください!
1.右手を単純化して練習
親指のダウンストロークだけにするなど右手をとことん簡略化して弾きながら歌うことにまずは慣れる。
そしてどのコードの時にどのメロディー、どの歌詞がくるか体感しましょう。
2.右手は自動化するという意識で、最初は大雑把に
歌いながら弾く上で特に崩れやすいのが弦を弾いる右手のリズムです。
伴奏においての右手はある程度同じパターンが繰り返されているので、そのサイクルに意識を注ぎ過ぎず自動で動いているような感覚を持つことです。
最初は空ピッキングなど細かなところの成否はあまり気にせず結構大雑把に弾いて見ましょう。
慣れる過程で少しずつ細かな場所を精査して行けばよいのです。
3.歌詞の乗り方を詳細に理解する
どういう風に言葉がメロディーに乗っかっているのかを理解、体感します。
特に英語詞の場合は重要です
"Get up/ゲット アップ"が実際には"ゲラップ"となるように単語はつながり方やメロディーで発音が変わってきます。
単語本来の発音やイントネーションは一度忘れて聴こえたものをそのまま歌うようにしましょう。
アルファベットではなくカタカナで捉える感覚ですね。
4.どの音を弾いている時にどの歌詞がくるかを把握する。
大雑把な弾き方から細かな場所の精査に移っていく過程についてです。
右手のパターンや歌詞が込み入ったところは何を弾いている時にどの歌詞がくるかを掴むことが必要です。
特にどの歌詞からコードが変わっているのかを把握できるとかなり流れが掴めます。
また、休符や伸ばしている音もどれだけ休んでいるのか、どれだけ伸ばしているのか、その間の伴奏はどうなっているのかを明らかにできるとよいですね。
キーワードはミクロに曲を見ること、ひとつひとつの瞬間を細分化して見ることです。
そうすることでメロディーや右手のタイミングが正確に把握できるようになり、歌と演奏を両立できます。
弾き語りができると音楽と一体になっているような感覚を味わうことができてとても楽しいです!
ぜひ以上の点を参考にしながら皆さんも弾き語りにトライしてみてください!
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