2017年4月18日火曜日

左手の移動がなかなかできない時のコツ。離すタイミングの方に意識を持っていってみましょう!

ギターを弾いている中で左手が上手く押さえられない、という局面はたくさんあると思います。

コードチェンジの場合、全部の指が同時に着地できなかったり、リズムが遅れてしまったり、などなど。

特にリズムに乗れない、どうしても遅れてしまうといった場合は指を離すタイミングを見直してみましょう。

どれだけ練習を積んでも、一瞬で複数の指を同時に動かすことはできません。
流麗なプレイには指を離して次に移動する動きが内包されています。

次への動きだけに意識を囚われがちですが、ここで指を離す、という意識を持ってあげると指を動かすための時間を感じることができます。
意識だけでもかなり違いますが、指を離すための具体的なタイミング、動きのコンセプトもいくつか紹介します。


1.開放弦を鳴らす。
ストロークやアルペジオなどコード伴奏時に特に重要になります。
左手離しているときでも右手の動きを止めずに開放弦を鳴らしてあげます。
その間に次のコードに向かいます。


2.ベース音を鳴らす。
1.の発展系ですがソロギター時に使えます。
親指で6弦か5弦(場合によっては4弦でも)を鳴らしてその間に指を動かします。
音の組み合わせ的にいつも無条件で開放弦を使えるわけではないので気をつけましょう。


3.ゴーストノート、ブラッシング、クリックを使う。
弦を左手で触った状態で弾いて、ポコッとした音を出すゴーストノート。
それを全弦で行うブラッシング/マッフルストローク。
爪を弦に当ててチャッという音を出すクリック。
リズムを出すための手法ですが、音程のない音になるため左手は自由な状態になります。
したがってリズムを補強しながら左手の時間を確保できます。


4.スライドを使う。
弦を押さえたまま目的のフレットまで指を滑らせ、音を滑らかにつなげるスライド。
左手を離す、移動させる、という2つの動作が内包された動きで、演奏に表情もつけられます。

これら4点が主なコンセプトになります。
できない所がでてきたら、次に早く移動!ではなく、いつ左手を離すかに一度着目してみてください!




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