2018年1月24日水曜日

【ギター基本テクニック講座】ジミヘン流親指を使ったコードの押さえ方 実践編

ジミヘン流親指を使ったコードワーク、今回は実践編です!

コードワークにおいて親指を使うことでできることの幅がとても広がります。
ベースとコード部の弾き分けと小指での装飾音がにスポットを当ててジミ流の活用法を動画で解説します。


ジミの奏法の要の一つであると共にバッキングがとてもメロディックなもにになるので、ぜひ練習して自分のスタイルに取り込んでみてください!






コードストロークにおいてジミはベースとコードを拍によって弾き分けています。
スネアのなるアクセントの位置でコードを入れてくることが多いです。
代表パターンはベース、ベース、コード、ベースです

鳴らしている音はこのようなセーハのコードとほぼ一緒ですが、ベースを親指で押さえることによりコードとベースが分離し立体感のあるサウンドになります。
ミュートをかけてサスティーンもコントロールできるようになるので、よりキレのあるリズムが生まれます。


次に小指での装飾音です。
余った小指でスケールの音を加えることで、メロディックなコードワークができます。
1弦は9th,  2弦は13th 3弦は11thのノートになります。

2弦の13thをハンマリングやプリングで入れてくるのがジミの常套句です。
Purple Haze, Fire, Wind Cris Marry, Hey Joeなど特に初期の曲では非常に多く使われています。


2弦の13thはこのコードフォームで常用されていますが
1弦の9thや3弦の11thはもう少し特定のメロディーを弾きたい時にだけできている印象です。
リトルウィングがいい例ではないでしょうか。

ベースとコード部の弾き分けと小指での装飾音によりギターサウンドがコードという一塊のものではなく、ベース、コード、メロディーというとても多層的なものに変わります。
#9thのサイケは響きや過激なエフェクトサウンドが取りざたされがちですが、こうしたコードワークもジミの真骨頂の一つだと思います。



2018年4月14日(土)
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