2016年8月12日金曜日

アドリブにおけるコードトーンの型、5弦ルート編。

アドリブの基本にして最も重要なポイント、コードトーン。
今回は5弦をルートとしたコードトーンの型を紹介します。

主要の形は全部で4つ。
メジャー7th、ドミナント7th、マイナー7th、マイナー7th♭5です。

1度、3度、5度、7度の4音を一塊の型として捉え、コードフォームを覚えるのと同じようにコードトーンの分布を覚えていきましょう。


メジャー系とマイナー系の指使いの違いに着目して覚えてみてください!

アドリブにおけるコードトーンの型、4弦ルート編。

ジャズのアドリブの練習で最初に覚えるべきことはコードトーン/アルペジオの形です。
コードトーンをしっかり狙って弾いていくことがアドリブにおいての基本であると同時にもっとも重要なポイントです。
コードトーンをいかに弾きこなすかがアドリブの巧拙を分けるといっても過言ではないでしょう。

ギターでは色々なところで同じ音が出るので様々ところにコードトーンが存在しています。


1度、3度、5度、7度の4音を一塊の型として捉え、コードフォームを覚えるのと同じようにコードトーンの分布を覚えていきましょう。

今回は4弦をルートにしたコードトーンの型を基本的な指使いとともに紹介します。

2016年6月6日月曜日

正しい指の立て方。指の形は台形に。

左手の指をしっかり立てて押さえる、は指使いの基本ではありますが、なかなか徹底するのは難しいですよね。
寝かせて押さえる方が楽なのでどうしてもそっちに流れてしまいますが、なるべく最初のうちから癖づけてあげられると後々楽です。
あとから癖を直すのは大変なので。

指が寝ていると音の質も悪くなりますし、コードやソロギターなどでは指が触れて鳴らない弦がでてきてしまったりします。

指を立てるというとシンプルな事柄のようですが、意外と正しい立て方ができなかったりするので図解してみます。

2016年5月31日火曜日

コラム : 弾かないとき、ギターの弦は弛めた方がいいのか?

ギターの保管方法について解説したいと思います。
「弾かないときは弦は弛めた方がいいのか?」ということをよく生徒さんから訊かれます。

弾かない期間がどのくらいかにもよりますが、基本的には弛めなくても大丈夫です。
弦を弛める目的はネックへの負担を減らして反らないようにすることです。

しかしネックは弦が張ってある状態を前提として強度設計がなされています。

弛めることでそのバランスが崩れてかえって反ってしまうことがあるんです。
なので基本的にギターの弦は張りっぱなしで平気です。

2016年5月13日金曜日

The Beatles, While My Guitar Gentry Weepsのコード進行分析 その2



ビートルズ時代のジョージハリスンを代表する曲の1つ,
While My Guitar Gentry Weepsのコード進行分析その2
今回はAメロの後半のEの出自やBメロへの展開について言及してみたいと思います。

2016年5月12日木曜日

ビートルズ、While My Guitar Gentry Weepsのコード進行分析 その1



ビートルズ時代のジョージハリスンを代表する曲の1つ,
While My Guitar Gentry Weeps。
今回はこの曲のコード進行について分析してみたいと思います。
キーはAm、Bメロで同主調であるAに転調しています。

この曲のポイントはなんといっても冒頭のクリシェラインであると思います。
またそれに伴うモーダルインターチェンジも見逃せないポイントですね。

冒頭のAmからベースラインが順に下り、4小節目のFにつながっています。
ベースラインを含むコード内の音が半音ないしスケールに沿って滑らかにつながっているコード進行をクリシェと呼びます。
サムシングでも使われているジョージの十八番ともいえるコード進行ですね。

2016年2月22日月曜日

Freddy Kingのインストブルーズ、San-Ho-Zayをギターデュオで演奏しました!

ブルーズをエレキギターデュオで演奏しました。
エリック・クラプトンに大きな影響を与えたフレディー・キングのインストナンバー、San-Ho-Zay。
フレディー・キングはインスト曲を数多く発表していて、Hidawayは有名ですね。
San-Ho-Zayは8ビートのストレートなリズムで、結構ロック寄りなブルーズです。

このロック風味はフレディー・キングの特徴かなと思います。
結構深い歪みトーンも扱ってたりしますし。

2015年11月15日日曜日

ギターのコードチェンジを滑らかに行うコツについて動画で解説しました!

コードチェンジを滑らかに行うコツを動画で解説しました!

コード弾きの練習で難儀するのはやはりコードチェンジなのではないでしょうか。

コードチェンジは複数の指を同時に動かすので一瞬で行うことはできません。


コードチェンジのためには左手を早めに離して次のコードに向けて指を動かしていくことが必要です。

その左手を離すというコンセプトについて動画で解説しましたのでぜひ練習に役立てて下さい!

2015年10月31日土曜日

Pat Methenyの秘密に挑む 3 〜左手人差し指によるミュート〜

Here To Stayのテーマ部分よりパット・メセニーの運指とミュートのコンセプトについて考察したいと思います。

このテーマは映像をみると中指と小指という指使いで弾かれています。
一見、弾きづらい指使いですが、パットメセニーはどのような考えでこの運指を採用しているのでしょうか。


インポジションとミュートという観点から見ていくとこの難儀な指使いも非常にリーズナブル感じられます。
この2つの観点からこの運指を掘り下げていきたいと思います。

2015年10月1日木曜日

ギターの正しい構え方。斜め45度でギターを持とう。

ギターを演奏していてうまく左手が動かない、コードを押さえる時に指が届かないなどど感じたことはないでしょうか。
特にコードは複数の弦を同時に押さえるので難しく感じてしまうことも多いと思います。

そんなときに見直して欲しいのがギターの構え方です。
正しい構え方で演奏できれば、指の動かしやすさ、力の伝わりやすさがぐっと増して上達のスピードが早くなります!

今回はギターを斜め45度に構えるフォームについて図解しました。
こうすることで左手がとても動かしやすくなります!

2015年9月30日水曜日

Pat Methenyの秘密に挑む 2 〜左手でも弦にエネルギーを加える〜

パットメセニーの音が持つ説得力は右手のピッキングのみならず左手のフィンガリングにも由来しています。

音の質はピッキングで決まるようなイメージがありますが左手でどのように弦を押さえるかでもかなり大きなファクターを占めています。



パットの左手を見ているととても大きな動作で左手のフィンガリングを行っているのがわかります。
今回はこのパット・メセニーの左手の動きについて解説したいと思います。

2015年9月28日月曜日

Pat Methenyの秘密に挑む 1 〜インポジションへの執拗なまでのこだわり〜

Pat Metheny Group、Live In JapanのHere To Stay、ソロ部のワンフレーズを採譜しました。ここから見えてくるパットの運指に対する考えを考察しましたのでフレーズのコンセプトと共に紹介したいと思います。

マイナーペンタトニック+αというギターにおいて弾きやすいかつポップに聴こえる音使いでくみ上げられたシンプルなフレーズです。
しかしながら、その指使いからパットの運指に対する考えを垣間みることができました。

キーポイントはインポジションに対する徹底的なこだわりです。
そのこだわり故の正確な運指とフレーズ展開がパットメセニーのアドリブの秘密の1つだと思います。

オクターブ奏法の時は人差し指と小指のどちらを見るか。  Wes MontgomeryとGeorge Bensonを例にした考察

オクターブ奏法において目線をどこに持っていくかは特に重要になります。
これには主に2つの理由があります。

1つ目の理由は単音のように1つのポジションに手を置いて弾くことが出来ず、ポジションチェンジの連続して行っていく必要がある奏法だからです。

極端な言い方をすればコードチェンジを一音ずつ行っているような感じですね。


従って正確なプレイのためには左手に先んじて目線を移動させていくことが必要です!

2つ目の理由はオクターブ奏法ではやや離れた2カ所を押さえるため両方を同時にみることはできません。
正確にいうと両方見ることは出来るのですが、その場合は広い視角で左手全体をふわっと見ることになります。
そのようなソフトフォーカスな状態では運指に正確性をもたらすことは難しいのです。

そこで目線をフォーカスするポイントを低音側を押さえている人差し指か高音側を押さえている小指かに絞る必要があります。
実はオクターブ奏法はこのどちらの指を見るかによってその性質が大きく変わります。
それぞれのメリットとデメリットをそれぞれの代表格、ウェス・モンゴメリーとジョージ・ベンソンを例に挙げて解説しました。
みなさん各々の志向するスタイルに合わせてオクターブ奏法の方法を選択してください!

2015年8月11日火曜日

ギターの練習の始め方。伴奏の仕組みとは? コードとは?

ギターを始めるに当たって、最初は何から始めるのがよいのでしょうか。

教則本なんかには基礎練習の類いやコード表なども載っていますが、まずはなによりも実際に曲を演奏する練習をしてみましょう。

弾ける曲のレパートリーを増やしながらその中で必要なテクニックを身につけていく感じですね。


基礎練も大切ではありますが、まずは音楽を奏でる楽しさを体験してみて欲しいと思います。

今回はギターでの伴奏の仕組みと練習の始め方について解説します。
ギターでの伴奏はコードを様々な方法で鳴らしていくことで行われます。
ではまずコードとはなんでしょうか?

2015年7月28日火曜日

東京荻窪 ギター教室のご案内 - アコースフィアギタースクール


ギターを弾いてみたい、音楽を始めてみたい、憧れのあの曲が弾けるようになりたい!
そんなみなさんの夢を叶えてみませんか?

夕食後にお部屋でゆったりお気に入りの曲を奏でたり、休日は音楽仲間と一緒に合奏をしてみたり、夢中に練習して時間を忘れてみたり。
傍らに音楽とギターがある生活はとても素敵で楽しいものです!

また、練習していた曲が弾けた時、実際に演奏を披露した時などなど、楽しい!感動した!という瞬間が音楽にはいっぱいあります。
そんな音楽ならではの体験をぜひ多くの方々に味わってもらいたいと思っています!

これからギターを始めたいという初心者の方から、もっと上手くなりたいという経験者の方まで、完全マンツーマンの個人レッスンで丁寧にフォローします!



ソナスクライブ・ギターレッスンの特色

一人一人に合わせたマンツーマンレッスン

当教室のレッスンは完全マンツーマン!

好きな曲、やりたい曲や練習のペースは人それぞれ。
好きな曲を楽しみながら弾くのが上達への一番の近道です。

生徒さん一人一人のペースや、やりたいことに合わせて課題曲やカリキュラムを組んでいきます!

レッスンは一コマ60分のゆとりのある時間。
じっくり取り組んで頂くことも、様々な質問をぶつけて頂くこともできます!

楽器を持つのが初めてという初心者の方も、楽しみながら上達したいという方も、とことん弾き込んでいきたいという方も、経験豊かな講師がみなさんのギターライフをサポートします!


ロック、ポップス、ジャズ、R&Bと色々なジャンルにトライできます!

ギターは現代のほとんどの音楽で使われている楽器であり、多様なサウンドを聴かせてくれます。
アコースティック、エレクトリック、ポップス、ジャズ、ロック、R&Bなど生徒さんそれぞれの弾きたい音楽に応えていきます。

ロックからジャズ、ソロギターまで様々な音楽を現場で経験してきた講師が、生徒さんに合わせたアレンジを作ってお伝えします!
メロディー、アドリブ、伴奏からソロギターまでどんなスタイルもお任せください!

実践に即したメソッドで必ず弾けるようになります!
大好きな一曲をぜひギターで奏でてみましょう!
弾いてみたい曲のリクエストお待ちしています!


レッスンスケジュールは予定に合わせて自由に設定!

レッスン日は毎回ごとに次回の予定を決めますので、その時々の予定に合わせたフレキシブルなスケジューリングができます。

曜日や時間を固定して頂く必要はありません。
11:00〜22:00の間で自由に時間を選べます。 
レッスンは平日、土日祝、共に開講しています。

予約後の変更もキャンセル料なしで可能です。

貸し出し用のギターを常備していますので、まだギターをお持ちでない方でもレッスンをスタートできます。
またお仕事帰りや天気の悪い日などは手ぶらで来て頂くことも可能です!


・自分の演奏を多くの人々に聴いてもらいたい! そんな夢を応援します!

アコースフィアスタジオで協業する他のミュージシャンの生徒さんたちも含めた演奏パーティーを年に数回行っています。

スタジオ隣のアコースフィアカフェにて立食パーティー式で食事を楽しんでもらいながら、生徒さんみんなに演奏を披露してもらうイベントです!

またレッスンを通じて作ったアレンジや練習した曲を映像作品としてYoutubeで発表することもできます。


さらにはレコーディングやライブといったアーティスト活動の開始もサポートしています。
iTunesでシングルをリリースした生徒さんやアコースフィアカフェでライブデビューを飾った生徒さんもいます!

自分の音楽、演奏を披露したい、多くの人たちに届けたいという夢を応援します!


・レッスン会場最寄りはアクセスの良いJR中央線、丸ノ内線、荻窪駅

レッスン場所は東京荻窪のAcousphere Studioです。
最寄り駅はJR中央線、丸ノ内線、荻窪駅です。
徒歩10分ほどです。荻窪駅からバスも出ています。

住所:東京都杉並区南荻窪4-3-5







レッスン料金について
林本陽介 1コマ¥5000(60分)
井上直樹 1コマ¥4000(60分)

入会金、教材費、スタジオ代などの費用はかかりません。
レッスン時間や頻度は対応可能な範囲で自由に設定できます。
予約後の変更もキャンセル料なしで可能です。


お申し込み、お問い合わせはこちら!

レッスンの申し込み、お問い合わせはEメール、各種SNSにてメールまたはダイレクトメッセージをお送りください。!

お名前、年齢、習いたい講師、好きな音楽やアーティスト、ギターやそのほかの楽器の経験があればご記載の上、送信願います。
また、特に習いたい内容や曲があれば、そちらもぜひご記載ください!

担当講師からお返事がいきますので、初回の日程を相談し、お越しいただくという流れになります。

レッスンに関しての質問などもお気軽にお問い合わせください!

<お問い合わせ先>

Eメールアドレス
sonascribe@gmail.com

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Sonascribe林本陽介のアカウント宛にダイレクトメッセージにてご連絡ください!



講師紹介

林本陽介(Sonascribe)

愛知県出身 中学時代にギターに出会いビートルズとブルーズに夢中になる。
高校時代よりライブバーを中心に演奏活動を開始。 ブリティッシュロック好きが高じて大学時代に渡英。
現地のミュージシャンとライブやセッションを重ねる。
帰国後Acousphere清水敏貴氏に師事。

2010年、Sonascribeを結成。 ガットギターのアコースティックなサウンドとエレクトリック/ブルーズの奏法やサウンドを掛け合わせた独自のトーンでソウルフルにメロディーを奏でる。 同時期より音楽講師としても活動開始。

自身のアーティスト活動に加え、ライブ/レコーディングのサポートも行っている。 レコーディングワークにおいてはミックス及びマスタリングも手掛けるなどサウンドエンジニアとしての一面も持つ。
またギター、ウクレレ講師としても積極的に活動し、レッスンコンテンツの制作および、レッスンを通しての音楽文化の普及に努めている。



井上直樹(Sonascribe)
高校時代にソロギターに目覚める。大学時代よりカフェやバーでソロギタースタイルによる演奏を始める。
2009年、Acousphere奥沢茂幸氏に師事。

ベース、コード、ホーンセクションなどのバンドサウンドを1本のギターで表現するワンマンリズムセクション奏法を追求し、Sonascribeのグルーヴを支えている。

ギター、ウクレレ講師としても活躍し弦楽器に魅力を広めている。